コミュニケーションの在り方

会話は必ず必要なものです

エンジニアの意思疎通

個人の持つ技術力を強みにするエンジニアという仕事は、専門性の高い技術力だけが必要と思われがちです。しかし、今はソフトウェアもハードウェアも大規模なものが大半であるため、実際には個人でできる仕事には限りがあります。そのため、チームで行動できる人間のほうが、はるかに重要視されるのです。そうすると、コミュニケーション力が不足しているエンジニアは、当然のようにチーム内で浮いてしまいます。しかし、だからといってヒューマンスキルであるコミュニケーション力を短期間で高めろというのは、人見知りに向かって「誰とでも話せるように性格を変えろ」と言うようなものであり、普通のやり方では非常に困難です。したがって、性格を変えるという考え方をするのではなく、結果的にコミュニケーションが成立するような形に持って行くという考え方をするほうが、よほど現実的な対応といえます。例えば、問題点や自己の主張の論点を、ロジカルにきっちり相手に説明するための説明力を高めるようにするのです。これならば、人見知りでもできるでしょう。お互いに説明がきちんとできていれば、結果的に相手との意思の疎通はができることになり、コミュニケーションは成立しているといえます。むしろ、感情や相手との人間関係などに左右されず、白か黒かをはっきり伝えられる論理的なコミュニケーション力を持つ人材として、職場で重用されることになるでしょう。エンジニアにはエンジニアのコミュニケーションというものがあるのです。